(2017年8月30日アクラス日本語教育研究所掲載分の再掲)
8月30日、浜松で活動する針山さんから、以下のようなメールとともに2つの作品が送られてきました。それは『できる日本語 中級』を使って日本語を学ぶ研修生による作品でした(6課「地図を広げる」の【できる!】)。
◆6課の行動目標
ふるさとや住んだことがある場所の地理や気候に合わせた生活を紹介して、お互いの理解を深めることができる。
◆6課の【できる!】
知ってもらいたい自分のふるさと(町の地理や歴史、季節の行事、気候に合わせた生活など)について周りの人と紹介し合いましょう。話を聞いておもしろいと思ったことについて、質問したりさらに他の人に紹介したりしましょう。自分の生活にも役立つことがあったら試してみましょう。
では、針山さんからのメール、そしてお二人の作品をご紹介しましょう。
※針山さんを通して「サトリヨ・バハリさん」と「ロマさん」から掲載許可を頂いています。
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今、授業準備をしていて思い出しました。
インドネシア人研修生が中級6課で書いた作文です。
授業内での口頭発表がとても良かったので書いてみない?
と促したらこのような作品になりました。初級で書いた
『私の国・町』から日本語、内容ともこんなに豊かになったかと
嬉しい限りです。
上司の方にもお送りしましたが、日本語の上達もさることながら
作業を楽しんでいることがわかるし、
機会がないので彼らの背景を知ることができた…と感想を伝えて
くださいました。
研修生に『できる日本語』?とよく言われるのですが…。
私は研修生にこそでき日…と思います。というのも私が知る限り
かれらの日常生活の範囲はとても限られていて交流する日本人も
ごくわずかのようです。日本語研修においてはJLPT合格と
ビジネス日本語の習得がおもな目標で…。
いろいろな場面や交流や発想を体験できるんですよね、
それを研修生自身が喜んでくれるのでとてもありがたいと思います
そしてこのたびN2にも合格しました!
今は9課を準備中ですが、また楽しいことになりそうです。
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では、お二人の作品を是非ご覧ください。
バハリさんの作品